皆さま初めまして。
ーこのブログは、30歳同い年の仲良し夫婦の不妊治療記録です。
治療を続けるにあたり、喜怒哀楽が溢れていました。
その感情を過ぎたものとして置き去りにするのではなく、
発信することで同じ境遇の人に届けばいいな思い、始めました。
治療は、長くゆっくりで不安感を募らせます。
「こんな夫婦もいるんだ」そう思っていただければ本望です。
そんなお話を夫目線でお伝えします。ー
■はじまり
2022年、私たちは結婚しました。ちなみに、今も超仲良しです。
結婚してからは、両親への挨拶・職場への報告・ハネムーン・結婚式の準備&開催など目まぐるしく時間が過ぎていました。
夫婦としては、「子どもは結婚式が落ち着いて、二人でゆっくり過ごしてから授かれたらいいね。」なんて話していました。
そして月日は流れ、結婚してから1年が経過したときに、「そろそろ赤ちゃんほしいね。」とお互い話し合い、妊活解禁となりました。
この時の僕の気持ちは能天気なものでした。
・やった!妊活だ!(避妊しなくていい!)
・すぐ赤ちゃんできたら、それはそれで大変そうだなぁ。
・泣きじゃくるんだろうなぁ。ゲームできなくなるのかなぁ。
などなど、今考えると、なに甘いこと考えてるんだろうと思います。呆れます。
こんな頼りない僕だったからこそ、神様は不妊という試練を与えたのか?なんて考えたりします。
妻は、生理は決まった日数で来ており、排卵日もその特徴がしっかりしていたのでいわゆる「タイミング法」の妊活をしてました。「タイミング法」といっても我々夫婦の我流ですが...。
第1回目の妊活結果は...「生理きちゃったー。」でした。
僕としては、(ふぅ、、、一回目で妊娠しちゃってたらそれそれで早すぎるし)なんて、大馬鹿なことを考えていた気がします。これから、何度も「生理」と向き合うことになるんですが、この時はそんなことも露知らず。
第2回目の妊活。相も変わらずテンションが上がる僕。その結果は...「あれ、生理来ない。婦人科予約しちゃおっかな」でした。
なんと!2回目で⁉「うわぁ~、どうしよう!そっか!よかったね!俺パパなるのかー。なれるかぁ?親にも報告しないとかな?おじいちゃんおばあちゃんにも言わないと!」そんな会話をしました。
この時は、すごく楽しかった気がします。父親になるのか⁉なれるのか⁉って考えて、寝る前に親に報告したときのリアクションを妄想したりしてました。妻も、ちょっとフワフワしていて、妊婦さんのインスタを検索したりしてキャッキャ言っていました。
ただ、そんな楽しい気持ちが終わったのは、生理予定日の2日後でした。
「おなか痛い...」妻が言いました。そのあと、トイレから出てきた妻は生理になったことを僕に報告しました。
「婦人科予約キャンセルしなきゃ...」そう言った妻の顔がすごく寂しそうに見えました。
その後、第3回4回5回...まるでループしているんじゃないかと思うほど、同じ景色が何度も繰り返されました。
「あれ?妊娠するって こんなに難しいことなの?」
そこからの僕ら仲良し夫婦は、いざ不妊治療へ挑んでいくことになります。
雲の上にいる赤ちゃんに、待ってるよ~!って叫び続ける日々が来るのです。
P.S.
このブログを読んでくださった皆様。
ありがとうございます。
極力僕らの経験を伝えることができるように頑張ります。
更新、お待ちいただければと思います。
by サメ