僕らが通うクリニックでは、受精後5日目の受精卵を凍結します。
そして、その2日後に夫婦で確認をしに行く必要がありました。
この凍結のことを「胚凍結」というみたいです。
胚凍結を行うためにも、いろいろな書類にサインをしました。
そして、運命の凍結確認の日が来ました。
受精結果
7つの胚(受精卵)ができていました!!
よかったです!(´;ω;`)
先生に呼ばれる直前、説明を聞く直前、聞いた瞬間、計3回心臓が止まりかけました。
0個だったらどうしようという気持ちがどうしてもあったので。
妻と目を合わせ、よかったねと言い合いました。
ただし、看護師が次のような注意点を話してくれました。
「順調に進んでよかったね。おめでとう。でもね、、、、、、、
胚が多くできることっていうのは、幸せな側面だけではないの。」
ど、どうしてですか。
そう問うと
「胚は、命なの。あなたたち夫婦がもし7つの命を生むつもりなら問題はないよ。でも、経済的にも現実的にも、2~3人の子どもまででいいと思うでしょ?7つの命が生まれる確率は低いと思う。そしたら、残された命たちは廃棄になっちゃうの。でも、命だからね。それを理解してほしい。」
そうか...確かに。僕たちが人工的に命を創り上げたけども、すべてを成長させることはできない。人間はやっぱりエゴな生き物だなとつくづく思います。
それをしっかり受け止めたうえで、今後の不妊治療を進めていかなければならないと心に決めました。
せっかく来てくれた7つの命。
大切に育ってほしいと願います。
※17個のうちの7個。確率でいうと50%を切っています。人工的に行ったとしても、確率的にはかなり低い方でしたね。
by サメ